【実りの秋】栄養がギュギュっと詰まった「りんご」の魅力とは?

【実りの秋】栄養がギュギュっと詰まった「りんご」の魅力とは?

「りんごが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、身体に嬉しい栄養がギュギュっと詰まったりんご。今回は、「実りの秋」に食べたい、栄養たっぷりで美味しいりんごの魅力を管理栄養士が解説いたします!

2019年11月08日

りんごってどんな果物?

実りの秋の代表格!

秋に旬を迎えるりんご。様々な品種改良が行われており、赤いりんごだけでなく黄色や青色のりんごなど、たくさんの品種がうまれています。 生で食べても、加熱しても美味しい果物で、私たちの食卓にも非常になじみのある果物ですよね。 【今日のダイエット献立】ガッツリ食べてもヘルシー♪アップルソースのポークソテー献立<509kcal>

管理栄養士が解説!りんごの栄養

食物繊維

りんごに多く含まれる食物繊維は、水溶性食物繊維の一種である「ペクチン」です。水に溶けるとゼリー状になる性質があり、便をやわらかくして便通をスムーズにし、腸内環境を整えるのに役立ちます。りんごをジャムにした時に、とろりとしたとろみが自然につくのも、このペクチンの作用によるものです。 【隠し味にも】ちょい足しでワンランク上の味へ♪余ったジャムの活用法

カリウム

りんごには、体内の水分のバランスを調整する働きをする「カリウム」も多く含まれています。余分な水分を排出してむくみを改善する効果もあります。 【スキマ時間に1分でできる!】むくみ&冷えがとれる「くるぶしマッサージ」とは?

ポリフェノール

りんごには様々なポリフェノールが含まれていることが知られており、「りんごポリフェノール」と呼ばれています。りんごを切って置いておくと茶色くなるのは、このポリフェノールが空気中の酸素と反応して酸化するため。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持っており、体内の活性酸素の除去に役立ちます。

美味しさも栄養も余すことなくいただきます!

美味しいりんごの選び方と上手な保存方法

全体につやがあり、軸が太く、手に持ってみた時にずっしりと重みがあるものを選びましょう。おしりの方まで赤く色づいているものが熟している証拠です。 保存する際には乾燥しないように新聞紙等に包み、直射日光に当たらない涼しい場所に保管するのがおすすめです。りんごから出る「エチレンガス」には、他の食材を熟させる作用があるため、他の食材と一緒に保存する際に注意が必要で、袋に入れて軽く口を閉じるようにしておきましょう。 切ったりんごは、塩水やレモン汁につけておくと茶色くなるのを防ぐことができますよ。

皮ごと食べるのがおすすめ!

りんごポリフェノールは皮に多く含まれているため、りんごの栄養を余すことなく摂るためには皮つきで食べるのがおすすめ。良く洗って丸ごと美味しくいただきましょう! りんご酢ダイエットを成功させるために知っておきたい4つのこと

食べ過ぎには要注意

適量を守って美味しく健康的に楽しもう♪

身体に嬉しい栄養がたっぷりのりんごですが、食べ過ぎには要注意です。果物は糖質も多く含んでいるため、食べ過ぎてしまうと体脂肪として蓄積されてしまいます。 なるべく夜遅くに食べるのは避けて、活動量が多くエネルギー消費量も多い日中の時間帯に楽しむのがおすすめ。りんごの大きさにもよりますが、量は1日当たり1/3~1/2個分程度(握りこぶし大程度の大きさ)が適量です。噛み応えがあるため、ゆっくりよく噛んで食べることで満足感もしっかり得られますよ。

まとめ

食欲の秋、りんごの魅力を丸ごと楽しもう!

いかがでしたか?実りの秋、そして食欲の秋にぴったりの美味しいりんご、ぜひ丸ごと楽しんでくださいね!

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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