【あなたは大丈夫?】気を付けたい「口呼吸」について解説します!

口の中や唇が乾きやすかったり、無意識のうちに口が開いていたり。思い当たるという人は、もしかしたら普段から口呼吸をしているかもしれません。そこで今回は、口呼吸の原因やそのリスク、口呼吸の改善方法についてご紹介します。
24時間前
あなたは普段どうやって呼吸をしていますか?
普段の呼吸の仕方をチェック!

あなたは普段、どうやって呼吸をしていますか?自分がどのように呼吸をしているかを知る機会はあまりないと思いますが、ふいに撮られた写真で口が開いた状態で写っていたり、朝起きた時に口の中やのどがパサパサに乾いていたりしたら要注意。あなたも口で呼吸をしまっている可能性があります!
口呼吸ってどのような状態?
口呼吸とは、「吸う・吐く息のどちらか一方、または両方を口から行う呼吸」のこと。本来、私たち人間は、安静時は鼻呼吸をしており、口から呼吸をするのは激しい運動をした後などだけ。 しかし、さまざまな理由から、無意識のうちに口呼吸をしてしまう場合があります。口呼吸の原因として、口の周りの筋肉が未発達であること、鼻が詰まっていて鼻呼吸ができないことなどが挙げられます。
もっと知りたい!口呼吸のデメリットとは?
健康面の大きなリスクに!

口呼吸は、見た目があまり美しくないだけでなく、健康面からもさまざまな問題を引き起こすということをご存知でしょうか。 鼻呼吸の場合、繊毛や粘液がフィルターのような役割をして異物をろ過し、副鼻腔で温められ加湿された空気が肺に入ります。しかし、口呼吸の場合は乾いた冷たい空気がそのまま肺に入り、ウイルスや細菌もそのまま侵入し感染のリスクが高くなる可能性があるのです。また、その他にも虫歯や歯肉炎が増えたり、口臭の原因となったり、歯並びが悪くなったりといったリスクも考えられます。
口呼吸の改善方法をご紹介
日頃から口を閉じることを意識することが大切!

口呼吸を改善するためには、日ごろから意識して口を閉じるように心がけ、鼻呼吸を習慣化することが大切です。 就寝時は無意識になり、自分でコントロールすることができないため、部屋を加湿したり加湿機能のあるマスクをしたりして、口の中の乾燥を防ぎましょう。場合によっては、唇に専用のテープを貼って口が開くのを防ぐ方法もありますので、使用方法を守って試してみるのもよいでしょう。 また、鼻が詰まっていて口呼吸ができなかったり、寝ている間にいびきをかいたりしてしまうという場合には、早めに医療機関を受診して医師に相談するのがおすすめです。
まとめ
口呼吸を卒業してより健康的な体づくりを!
いかがでしたか?今回は、口呼吸に潜むリスクと、口呼吸の改善方法についてご紹介しました。普段から呼吸の仕方を意識することでぜひ、鼻呼吸を習慣づけていけるとよいですね。 【参考文献】 ・日本病巣疾患研究会,“口呼吸について”, 日本病巣疾患研究会(https://jfir.jp/mouth-breathing/) 閲覧日:2025年1月5日 ・沢井製薬, ” 乾燥する季節 口呼吸への注意と対策”,サワイ健康推進課, (https://kenko.sawai.co.jp/theme/202111.html) 閲覧日:2025年1月5日
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。






