【健康と美容の味方】上手な野菜ジュースの取り入れ方を管理栄養士がご紹介!

【健康と美容の味方】上手な野菜ジュースの取り入れ方を管理栄養士がご紹介!

サラダにお浸し、野菜スープ。あなたは普段から野菜をしっかり食べていますか?健康や美容のためにも、毎食野菜を食べなくちゃ!と思っていても、実際には難しいという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、野菜を手軽に摂れる「野菜ジュース」の魅力や素朴な疑問、上手な活用方法について、管理栄養士がご紹介します!

2023年09月06日

1日に必要な野菜の量は?

目標は1日当たり350g!

健康のためにも、美容のためにも、野菜は毎日欠かさず摂りたい食材ですよね。 厚生労働省による「健康日本21(第二次)」では、1日当たりの野菜の摂取の目標値は「350g」とされています。しかし、実際のところは毎日350gの野菜を摂取できているという人はなかなか少ないのではないでしょうか。

野菜ジュースについてもっと知りたい!

どうやって作られる?

市販の野菜ジュースを購入したときによく見かけるのが「濃縮還元」の文字ではないでしょうか。 濃縮還元とは、ジュースの製造方法の一つで、原料となる野菜や果物から汁を絞ったあと、水分を除いて濃縮し濃縮原料が作られます。その後濃縮減量に水分を加え、元の濃度に戻す作り方が「濃縮還元」と呼ばれています。

栄養は失われていないの?

野菜ジュースを飲む際に最も気になるのが、野菜ジュースの加工の際に栄養が失われていないか、ということではないでしょうか。 実のところ、ビタミンCなどの熱に弱いビタミンは減少してしまいますし、食物繊維も加工の際に取りのぞかれてしまうことがほとんどです。しかし、カリウムやカルシウムなどのミネラル、そして野菜の色素として知られているカロテノイドなど、製造過程でも失われずに摂れる栄養素も数多くあります。さらに、リコピンやβ-カロテンのように、野菜ジュースで摂取する方が、生の野菜を食べるときよりも吸収率が良くなる栄養素もあるんですよ。

実践!野菜ジュースの上手な取り入れ方とは

普段の食事にプラスワン!

野菜ジュースの一番の魅力は、ジュース一つで、調理の手間もなく手軽に野菜を補えるということ。忙しくて料理をする時間がないときや野菜が少ないかな…と感じたときに野菜ジュースをプラスすることで、ビタミンやミネラルを補うことができ、栄養のバランスが整います。 忙しいときのお助けアイテムとして、野菜ジュースを活用できるとよりバランスのよい食生活を送ることができますね。

上手な野菜ジュースの選び方

野菜を補給するために野菜ジュースを取り入れるときには、砂糖や果汁が使われていないものを選ぶのがおすすめです。砂糖や果汁が入っているものは糖分の過剰摂取につながりやすくなるため、野菜汁100%と表示されているものを選ぶとよいでしょう。

まとめ

野菜ジュースを上手に取り入れて、健康的な食生活を!

いかがでしたか?今回は、野菜ジュースの魅力や上手な取り入れ方についてご紹介しました。 いつでもどこでも、野菜を手軽に補給できるのが野菜ジュースのメリット。野菜がちょっと足りないな…というときのお助けアイテムとして、上手に活用してみてくださいね。 ・厚生労働省.「野菜、食べていますか?」.e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html) 閲覧日 2023年6月21日 ・カゴメ株式会社.「教えて!野菜ジュースのホント」.カゴメ株式会社ホームページ(https://www.kagome.co.jp/statement/health/yasaiwotorou/honto/). 閲覧日 2023年6月21日

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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