【寝るだけでやせる?】睡眠とダイエットの関係性

【寝るだけでやせる?】睡眠とダイエットの関係性

「寝ないと太る」といった説を聞いたことはありませんか?睡眠とダイエットはあまり関係のないように思われがちですが、実はダイエット効果を得るためにも正しく睡眠をとることは重要なポイントになります。そこで今回は、睡眠とダイエットの深い関係についてご紹介していきます。

2020年07月24日

寝るだけで本当にやせるの?

「眠るだけでダイエット効果が期待できる」なんて言われても、そんなことはあり得ないと思いますよね。しかし、「寝ないと太る」という説があるように、睡眠は疲れた体を休めるための行為だけではなく、正しく睡眠はダイエットやアンチエイジングにも深く関係していることが、研究でも明らかとなっているそうです。

ダイエット効果を期待できるホルモン

なぜ睡眠がダイエットやアンチエイジングに効果が期待できるかというと、睡眠中に多く分泌されるホルモンが関係しています。 ・レプチン 脂肪細胞で分泌されるレプチンは、満腹中枢に作用して食べすぎやドカ食いを防いでくれるホルモンです。まさに、ダイエット成功のキーポイントになるホルモンかもしれません。 ・成長ホルモン 筋肉作りや脂肪分解作用をはじめとする新陳代謝を活発にして、太りにくくやせやすい体質づくりに役立ってくれるホルモンです。さらに、アンチエイジング効果にも期待できると考えられているのことから、しっかりとした睡眠をとれば美肌にも繋がりますよ。 ▶寝るだけで痩せるってホント!?睡眠ダイエットのメカニズムや方法をご紹介

正しい睡眠をとるポイント

①ぐっすりと3時間以上は眠る

成長ホルモンは眠りについてから、およそ3時間以内に分泌されると言われており、特に眠ってから深い眠りに入る約90分間が最も多いそうです。つまり、成長ホルモンの分泌を高めるには、少なくても3時間以上はぐっすりと眠ることが大切です。

②お風呂に入る

睡眠は体温と大きく関連していて、人間は体温が下がったときに眠気が起こると言われています。寝る前に湯船につかって体温を少し上げておくと、就寝時のタイミングでちょうどよく体温が下がり、ぐっすりと眠りにつけるでしょう。いつもシャワーで済ませてしまう方は、お風呂にはいってみましょう!

③寝る前にスマホやテレビを見すぎない

最近はスマートフォンや携帯電話の普及により、就寝直前まで使用する人も多いのではないでしょうか。電子機器からはブルーライトと呼ばれる青い光が発せられているため、ブルーライトによって脳が覚醒すると言われています。これらは、快眠を妨げて不眠を引き起こす原因となるため、就寝前は脳を休ませ、穏やかに過ごすことがオススメです。

④朝は朝日を浴びてリセット

実は、睡眠の質というのは朝起きた瞬間から決まると言われています。目覚めたらまず最初に、太陽の光を浴び体内時計をリセットさせましょう。体内時計は一般的に25時間と言われており、1日の24時間とは1時間のズレがあります。 このため、毎日朝日を浴びてズレをリセットさせてあげないと、睡眠の妨げになってしまう可能性があるのです。 ▶【ダイエット成功のカギを握る!】「朝ごはん」でやせるテクニックとは?

さいごに

寝るだけのダイエットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。即効性があるダイエット方法ではありませんが、リラックスをした質の良い睡眠を習慣づければ、自然とやせ体質になっているはずです。また、ダイエットだけでなく、健康や美容にも様々なメリットがあります。今日から試せるくらい簡単な方法なので、ぜひ挑戦してみましょう!

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著者

DietPlus管理栄養士(管理栄養士)

「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。 また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。


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