【話題の果物】食べたことある?台湾パイナップルってどんな果物?
最近話題になっている「台湾パイナップル」。よく見かけるようになりましたが、食べてみましたか?普通のパイナップルとは何が違うのでしょうか?今回は台湾パイナップルの魅力に迫りたいと思います。
5日前
台湾パイナップルが日本に来るまで
台湾パイナップルの歴史
パイナップルの原産国は南米ですが、ポルトガル人によって世界に広がり、台湾では1960年ごろから栽培されていたと言われています。戦後になると、台湾政府はパイナップルの品種改良や栽培技術の向上に力を注ぎ、その結果生産量が大幅に増加しました。 台湾ではパイナップルは生果や缶詰としてだけでなく、さまざまな料理やお菓子に使われています。煮物やサラダ、飲料にも多く使用します。台湾の伝統的なお菓子の1つにパイナップルケーキがあり、お土産としても人気です。
台湾パイナップルの人気が日本で高まっている
台湾パイナップルの主な輸出先は中国でしたが、現在中国が輸入を停止しています。このことを知った日本は、台湾を支援するためもあり、輸入量を増やしました。2021年には前年度に比べて輸入量が8倍にも増えています。台湾パイナップルを目にする機会が増えたことと同時に、日本での人気がどんどんと高まってきています。
台湾パイナップルの特徴
台湾パイナップルってこんなにすごい
台湾パイナップルは、私たちがいつも食べているパイナップルに比べて糖度が高く、とても甘みが強いのが特徴です。また、繊維がやわらかく、ジューシーです。通常のパイナップルでは切り落とす芯まで食べることができ、可食部が多いという違いがあります。
台湾パイナップルの栄養
パイナップルの栄養
パイナップルにはビタミンB1が多く含まれ、これは糖質がエネルギーに変わる代謝を助けます。代謝がスムーズに回らないと疲労物質がたまり、疲れや夏バテの原因になるため、これらの予防にビタミンB1は大切です。 また、抗酸化作用のあるビタミンCが多く含まれ、細胞の老化を抑えます。細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成にも関わり、肌をみずみずしく保つ働きがあります。ビタミンCは美肌作りには欠かせない栄養素です。 その他、食物繊維も豊富です。腸内環境を整え、便秘や腸の病気を防ぐ効果が期待できます。
パイナップルのおすすめレシピ
豆乳とパイナップルのシャーベット
豆乳を固めたシャーベットの上にパイナップルをのせて食べます。台湾パイナップルを使っても、おいしく食べられそうですね。ぜひ作ってみましょう! ▶「豆乳とパイナップルのシャーベット」レシピはこちら
まとめ
話題の果物を食べてみましょう!
今度スーパーで台湾パイナップルを見かけたら、ぜひ食べてみたいですね。芯までおいしく、パイナップルの栄養素をまるごといただきましょう! 【参考文献】 ・読売新聞オンライン/ニュース/経済 (https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220203-OYT1T50192/) 閲覧日;2024年6月28日 ・公益財団法人/中央果実協会/日本の貿易統計(輸入) (https://www.japanfruit.jp/Portals/0/resources/JFF/kaigai/jyoho/jyoho-pdf/KKNJ_149_4.pdf) 閲覧日;2024年6月28日
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!