【楽しいから続けられる!】ゴルフでダイエットできる理由と注意点
年齢・性別問わず人気のゴルフ。自分のペースでのんびりおこなうのでダイエットに適しているイメージはありませんが、実はダイエットにおすすめのスポーツです。そこで今回は、ゴルフがダイエットに適している理由や注意点を解説します!
1日前
ゴルフのエネルギー消費量は?
メッツ(METs)を使って計算してみよう!
エネルギー消費量を計算する単位としてメッツ(METs)が使われます。メッツはスポーツや日常生活における運動の強さを示す単位であり、体重ごとにどのくらいエネルギーを消費するかを算出できます。座って安静にしている状態が1メッツなのに対し、「ゴルフ(手引きカートを使って)」は3.5メッツ、「ゴルフ(クラブを担いで運ぶ)」は4.3メッツです。 エネルギー消費量を計算する式は『運動強度(METs)×時間(時)×体重(kg)×1.05』なので、例えば体重60kgの人が1ラウンド(約5時間)おこなった際のエネルギー消費量は以下のようになります。 【ゴルフ(手引きカートを使って)】 3.5×5×60×1.05=1102.5kcal 【ゴルフ(クラブを担いで運ぶ)】 4.3×5×60×1.05=1354.5kcal
ゴルフがダイエットに向いている理由
有酸素運動で体脂肪燃焼!
ゴルフは息が切れるような激しいスポーツではありませんが、たくさん歩くため有酸素運動になります。有酸素運動は体脂肪燃焼に効果的な運動といわれていますので、ダイエット中の方には嬉しいですね。
腕の引き締めに効果的!
ゴルフではクラブをスイングする動作をおこないますが、この動きは主に二の腕の筋肉量を増やす効果が期待できます。二の腕は普段の生活ではあまり使わないので脂肪がつきやすく、筋肉トレーニングなどをおこなわないと鍛えることが難しい部位です。 しかし、ゴルフではゴルフクラブで適度な負荷をかけながら腕を大きくスイングするので、いつの間にか二の腕を引き締められます。
お腹周りを鍛えてくびれを作る!
スイングする際、腕だけでなく実はお腹も使っており、上半身をひねる動作は腹斜筋という脇腹周辺の筋肉を鍛えられます。お腹周りを鍛えるというと腹筋運動を連想しますが、腹斜筋を鍛えるにはひねる動作が重要なので、一般的な腹筋ですと鍛えるのがなかなか難しいです。腹斜筋は憧れのくびれを作るためには欠かせない筋肉ですので、スイングの際にはお上半身をしっかりとひねって、お腹周りを鍛えましょう。
楽しくダイエットできるので挫折しない!
ダイエット=つらいものというイメージですが、ゴルフは楽しみながら続けられますし、継続するとゴルフの腕前も上達してくるので、モチベーションも維持しやすく挫折しにくいです。趣味のゴルフを楽しんでいたらいつの間にかスリムになっていた…となれば嬉しいですよね。
ゴルフでダイエットする際の注意点
自分のペースで無理せずおこなう
ゴルフはスコアを競うスポーツなので、続けていく上でスコアなどが気になってくるかも知れません。しかし、気にし過ぎるとストレスになり楽しく続けられなくなってしまいますので、まずはマイペースに楽しむことを考えてプレイしてみましょう。
安心して食べ過ぎてしまわないよう注意!
ゴルフでエネルギーを消費しているからといって、安心して食べ過ぎ・飲み過ぎてしまうと、ダイエット効果が出にくくなったり、逆に太ってしまう可能性もあります。ゴルフを楽しんだあとも、栄養バランスのよい食事や適正量のお酒などを楽しむようにしましょう。
まとめ
ゴルフを楽しみながら美ボディを目指そう!
いかがでしたか?ゴルフは楽しいのはもちろん、ダイエットに効果的なスポーツといえます。今までさまざまなダイエットに取り組んだけど挫折してしまったという方は、ぜひゴルフにチャレンジしてみませんか? 【参考文献】 生活活動のメッツ表/厚生労働省 (https://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/mets.pdf) 閲覧日:2024年8月31日
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。