【ダイエット中にもOK!?】ダイエット中におすすめな甘味料とは
ダイエット中には控えたい食品…みなさんは、何を思い浮かべますか?主に思い浮かべるのは、糖質ではないでしょうか。でも、我慢しないといけないと思えば思うほど、食べたくなっちゃいますよね。今回は、ダイエット中におすすめな甘味料についてご紹介いたします!
2日前
砂糖だけじゃない?甘味料の種類
糖質系甘味料
甘味料は大きく2種類に分類され、糖質系の甘味料には、砂糖、でんぷん由来の糖、その他の糖、糖アルコールなどがあります。
非糖質系甘味料
もう一つの甘味料は、非糖質系甘味料です。この甘味料には、天然甘味料と人工甘味料があります。
色々な甘味料について知ろう
でんぷん由来の糖とその他の糖
でんぷん由来の糖には、ブドウ糖や麦芽糖、果糖、水あめなどが、その他の糖には、フラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖、乳糖などが含まれます。中でも、色々な種類がある「オリゴ糖類」は、ブドウ糖や果糖などの単糖類が2~20個程つながったもので、多くのオリゴ糖は消化されにくいという性質を持ちます。そのため、胃や小腸で消化されずに、大腸でビフィズス菌の餌となるのです。
糖アルコール
糖アルコールは、天然にも数々存在しますが、主なものは、糖質に水素を添加し、科学的に安定させたものを言います。ソルビトールやマンニトール、キシリトールなどがあり、たんぱく質やアミノ酸と一緒に加熱しても色が変わらないという特徴から、加工食品に多く使用されています。また、消化・吸収がされにくいという特徴から、低カロリー甘味料としても目にすることが多いのではないでしょうか。
天然甘味料
天然甘味料は、植物の葉や果実などから抽出される甘み成分で、ステビアや甘草、羅漢果などがあります。
人工甘味料
化学的に合成された甘味料で、少量でも甘さを強く感じられるのが特徴です。アスパルテームやスクラロースなどがあり、食品衛生法に基づいた指定添加物です。 ここまでは、甘味料の種類について解説してきましたが、次は、ダイエット中におすすめな甘味料についてお伝えいたします。
ダイエット中におすすめな甘味料って何?
てんさい糖
砂糖の原材料としては「さとうきび」が有名ですが、実は、さとうきび以外からも砂糖は作られています。その原材料というのが、「てんさい」です。てんさいは、日本では北海道が唯一の産地で、見た目は大根のような白い根をしており、この根を細かく切って糖分を抽出します。てんさい糖は、琥珀色でまろやかな甘さと風味やコク、オリゴ糖も含まれているというのが特徴です。また、上白糖には少ない、カリウムやナトリウム、カルシウム、リンなどのミネラルも含まれています。
希少糖
あまり聞き馴染みがない希少糖ですが、自然界での量が少ない単糖や糖アルコールのことを言います。単糖では、プシコース(アルロース)やアロース、糖アルコールでは、キシリトールやエリスリトールなどがあります。プシコースは、砂糖の7割程のスッキリとした甘さで、カロリーはほとんどないのが特徴です。また、食後の血糖値の上昇を抑えたり、脂肪の燃焼を促進させたりと、ダイエット中には嬉しい効果も期待できます。
まとめ
ダイエット中も上手に甘味料を活用しよう!
いかがでしたか。ダイエット中でも、料理には甘味料を使用する場面があると思います。今回ご紹介した甘味料を、上手に活用されてみてくださいね。 【参考文献】 農畜産業振興機構/砂糖/調査報告/その他/砂糖以外の甘味料について (https://sugar.alic.go.jp/japan/fromalic/fa_0707c.htm) 閲覧日:2024年9月11日 ホクレン/てんさい糖/てんさい糖8つの理由 (https://www.tensaito.com/reason/) 閲覧日:2024年9月11日 農林水産省/会見・報道・広報/aff(あふ)最新号/aff(あふ)バックナンバー2022年/22年1月号/大量生産を実現した香川大学の希少糖 (https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2201/univ02.html) 閲覧日:2024年9月11日
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著者
山田 みゆき(管理栄養士)
大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。