【食卓の味方!】今が旬の「あじ」の栄養とおいしい食べ方

【食卓の味方!】今が旬の「あじ」の栄養とおいしい食べ方

日本各地で獲れるため、1年中スーパーでは手に入りやすい「あじ」ですが、旬は春から夏の時期。比較的安価で、どんな調理法にも良く合ううれしい魚です。今回は、そんなあじの栄養やおいしいレシピについて、管理栄養士がご紹介します。

2021年05月10日

あじってどんな魚なの?

おいしくて安い、食卓の味方!

あじにはいくつかの種類がありますが、一般的にスーパー等で手に入るあじは「真あじ」です。日本各地でほぼ1年中獲れる魚ですが、春から夏の時期が旬とされています。 刺身や焼き魚、フライなど、様々な調理法に良く合う魚で、価格も比較的安価であるため、私たちの食卓には欠かせない便利な魚です。

あじの栄養について知りたい!

良質なたんぱく質

あじに多く含まれているたんぱく質は、私たちの身体を作るのに欠かせない栄養素です。 たんぱく質を毎食適量摂ることを意識し、筋肉をつけることで、引き締まった美しい体作りや、代謝アップにもつながります。また、たんぱく質は美しく健やかな肌や髪の毛を作るためにも欠かせない存在です。 【ダイエットの味方】毎日食べても飽きない「納豆」アレンジレシピ3選

DHA&EPA

あじはいわしやさんまなどと同じく、青魚の一種です。これらの青魚は、認知機能の改善効果が知られているDHA(ドコサヘキサエン酸)や、脂質異常症や動脈効果などの生活習慣病予防に役立つEPA(エイコサペンタエン酸)といったn-3系の脂肪酸が豊富に含まれているのが特徴です。 【下処理いらず!】青魚を使ったおすすめ1週間献立

管理栄養士おすすめ!あじのおいしいレシピ

あじの南蛮漬け

最初にご紹介するのは、あじ料理の定番、南蛮漬けのレシピです。あじを丸ごとこんがり焼いて、ほど良い酸味が爽やかな漬け汁に漬け込みます。揚げずに焼いて作ることで、カロリーを大幅に抑えている点がうれしいレシピです。 ▶「あじの南蛮漬け」のレシピはこちら!

あじのつくね風

次にご紹介するのは、あじをフードプロセッサーで細かくしてから作る、つくね風のレシピです。ねぎやみょうがを一緒に練りこむことで、魚の独特のくさみが抑えられ、とても食べやすくなりますよ。 ▶「あじのつくね風」のレシピはこちら!

あじの香草焼き

こちらは、あじに香草入りのパン粉をつけてこんがりと焼いた、香草焼きのレシピです。 レシピではパセリを使っていますが、ローズマリー、オレガノ、タイムなどのハーブを混ぜてもおいしいですよ。お好みの味でアレンジしてみてくださいね。 ▶「あじの香草焼き」のレシピはこちら!

漁師風あじのなめろう丼

最後にご紹介するのは、新鮮なあじが手に入ったらぜひ作ってみてほしい、あじのなめろう丼です。お刺身を使うとより手軽に作ることができますよ。にんにくやしょうがをきかせることで、パンチのある味つけに仕上がり食欲をそそります。 ▶「漁師風あじのなめろう丼」のレシピはこちら!

まとめ

おうちでもっとあじ料理を楽しもう!

いかがでしたか? これから旬を迎えるあじ。脂がのったあじは絶品のおいしさです。今回ご紹介したおいしいレシピを参考に、ご家庭でぜひおいしいあじ料理をお楽しみくださいね。 【参考文献】 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所/健康食品」の安全性・有効性情報/DHA (ドコサヘキサエン酸) https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail32lite.html(閲覧日:2021年4月23日) 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所/健康食品」の安全性・有効性情報/EPA (エイコサペンタエン酸) https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail31lite.html(閲覧日:2021年4月23日) キユーピー/油と健康/脂肪酸の機能性/ https://www.kewpie.com/education/information/oil/function/point01.html(閲覧日:2021年4月23日)

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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